経営理念のひとつに「人と木に感謝し、社会貢献・自然環境保護に取り組みます」と掲げています。

京都市の「みやこ杣木」を使用し、木材の地産地消活動に取り組むとともに木材の輸送などで排出するCO₂の削減、京都の山の木を循環させ、山を健全な状態に保つなどの自然環境保護。

主に障がい者を含む社会的弱者・教育・地域の3つの分野を課題として、より良い社会を築いていく為に社会貢献活動を積極的に取り組んでいます。

京都市のみやこ杣木、京都府の京都府産木材認証制度に参加し、木材の地産地消活動に取り組んでいます。京都産の木を使うことによって、木材の輸送などで排出するCO₂の削減ができます。また、京都の山の木を循環させることで山を健全な状態に保つことに繋がります。少しでも価値を見出し、無駄のない商品づくりにも取り組んでいます。現在、弊社では端材や切り屑を利用した蒸留水・精油を販売しております。

日々の家具・建具を製造する過程で発生した端材や切り屑のみを使用している為、精油・蒸留水の為に材料を作ることはありません。

木には一本ごとに個性があり、日当たり・木目・道管・癖が異なります。蒸留されるものにも個性が発生しますが、常に同じ香りを追求することはなく、自然をそのまま感じていただける無駄のない環境にやさしい製品を皆様にお届けしております。

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子供がダウン症で生まれてきた縁から、障がい者向けの椅子や机を開発、家具で障害を持つ方が少しでも生活しやすくなるような取り組みをしています。

障がい児の写真展「しあわせのかたち」(トコトコの会京都)に参画・協賛しており、親御さんが撮影した子供の写真とコメントを添えて展示する展示会に積極的に取り組んでいます。障がい者であっても同じ人間であり、同じようにかわいく大切な存在だということを知ってもらい、共生社会の実現を目指しています。

また、主に児童虐待・育児放棄などで親と一緒に暮らすことのできない子供が生活する児童養護施設に毎月訪問しています。子供たちと交流を重ね、春・夏休みに職場実習を行うことで、子供たちの社会性を育んでいます。親の愛情を受けずに育ち、社会からドロップアウトしがちな子供たちと健全で健康な社会のつながりを築き、共に社会で活躍できる人財に育てる活動に取り組んでいます。

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地域での活動としては、南区一斉清掃に毎年欠かさず参加しております。また、地域の方を集めての木工教室・地域の工場見学・藁草履作り教室・エンディングノートの作成などを企画し、地域の活性化に取り組んでいます。

地域の活動を通し、徐々に地域の方から頼りにしていただけるようになり、京都市南区基本計画策定委員を拝命し、南区基本企画(2021)南区のビジョンを描くことに参画させていただきました。

チャレンジ体験受入、支援学校との交流会開催・実習受入、大学のインターン受入、高校の見学などを積極的に行っております。地元の塔南高校では学校運営協議会理事(2022年現在)をしており、地域の子供たちが将来、社会に出て生き生きと働き、幸せになることを願って活動をしております。

10年以上所属しており、障がい者ならびにひきこもり・難病・ひとり親・元受刑者など社会的弱者の雇用を広げる運動をしております。当事者の方々と交流を重ねて、見学実習を経て雇用まで繋げる取り組みをしています。働きたくても働く場所のない社会的弱者の方が生き生きと働き、幸せになれる地域づくりを進めております。2020年には委員長に就任いたしました。


山田木工所では、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)を支援しています。人々が安定してこの世界で暮らし続ける為に、課題を整理し、解決方法を考え、2030年までに達成すべき目標を目指します。

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。高齢者の方を雇用することで、健康的な生活を送っていただく基盤を提供します。障がい者向けの家具を製造することで、自分でできる事・場面を提供します。

包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。障がい者雇用・就労施設への発注を行い、働く場を提供します。

持続可能な生産消費形態を確保する。オーダーメイド製作で、必要な物を必要な形で提供し、ずっと使っていただける商品づくりに努めます。

陸域生態系の保護・回復、持続可能な利用の促進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、並びに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。地産地消。積極的に京都の材料を使うことで輸送に係るCO₂の削減、京都の森林の劣化阻止に努めます。